事例5 FEM解析04(見)

投稿日:05.19.2011|カテゴリー:事例紹介|コメント・トラックバック:0件

事例紹介:
FEM解析(クイック解析:FEM解析、報告)
材質:スチール
10_050

開発した新商品の規格耐久加圧試験は問題無しの結果が出ていたものの、
壊れるとしたらどこが起点となるかを調査する為、FEM解析を実施。
対象となる商品の2D図面から以下の不確定要素があることが分かりました。
図面には、
 ・溶接長さの指定が無い。
 ・開先指定が無い。
 ・C面指定が無い。
などでした。
これらの有無によるFEM解析をすると共に、お客様のご要望の応力集中箇所を調査しました。

(仕事の流れ)
1. 2D図面から3Dモデリング(溶接長さ3種、C面有無で2種)
2. 3DモデルをFEM解析。
3. 比較・報告

(お客様のコメント)
・当然、溶接部分に応力集中が発生すると予想していた。壊れる起点がはっきりした。
 そして、収穫は溶接長さが長ければ強度はあることは分かっていたが、
 数値で出ると安全率も含めた裏づけのある溶接長さを図面にうたうことができ、
 妥当性の確認ができた。

(お客様のその後)
 カタログ作成、量産準備

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