力を加えて変形しないものはない。

投稿日:07.27.2010|カテゴリー:Blog|コメント・トラックバック:0件

最近ふと気が付いたことがある。
「物は、力を受けると必ず変形する。どんなに硬いものでも変形する」


何故そのように思ったのだろう?
3D-CAD/CATIA V5で設計し、画面を見ていると、
書いたモデル(大抵は鉄)はコンニャクのようにやわらかいのではないかと錯覚することがある。
CAE(静解析・強度解析)をすると、確かに応力分布が現れる。
そんなものを日常的に見てきたからなのだろう。

非常に長い物質(分かりやすくするためにすごく長い)が宇宙空間にあったとする(摩擦など抵抗がない状態)。これの片端を押すとする。非常に長い物質なので、質量などが大きいが、動いた瞬間、この物質は変形しなければ、もう片端も同時に動いているはずである。
これをどの様に考えるか?
光より速いものはないと言う前提から生まれた相対論。反対の片端に行くのも光より早く行けないので、光より早く行って、確認できないでないか?と言われてしまいそうだが、今は、検証の方法を言っているのではなく、現象を説明したいのです。
最終的に相対論の前提、「光より早く進むものはない」が正しければ、変形しないとの仮定が間違っていることになります。(光より早く進んだことになるからです)
よって、
「力を加えると変形しないものはない」
物の変形に光のスピードを持ち込まなくても上手に説明できるのかなあ~。

結論

「万物は、力を受けると必ず変形する」

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