構造解析07_クイック解析のすゝめ(Techno Column) 

投稿日:10.28.2010|カテゴリー:TechnoColumn|コメント・トラックバック:0件

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実は、今回解析したH型鋼の解析は、当社がお勧めしている
「クイック解析」による結果を掲載しています。

相対的にリブを厚くして応力分布が判りやすくしてあります。

「クイック解析」は、
 
 
解析時間短縮を目指し、「正解」をお客様に早くお渡しします。
  長くものづくりにたずさわってきた経験と、
  クイック解析の前にプレ解析をして、
  適正な評価が得られることを確認した後に
  シミュレーションする方法です。
  クイック解析の強みは、「比較」することです。
  そして、ベストを見つけることです。
◎結果は間違っていないのでしょうか?
・・・位置や形状を決める時は、表示される応力の大きさは違っていることがありますが、
  位置や大きさなどは正解です。
・・・強度不足を改善する時も同じ手法で正解に導けます。
  必要であれば本解析も実施しますのでご安心下さい。
◎何故それで良いの?
・・・それは、形状に対して荷重と応力の位置関係および
  位置と応力の関係を知ることができれば、目的が達成できるからです。
◎「クイック解析」を実施する良いタイミングは?
⇒⇒設計途中では、
・・・初めての製品を設計する時(めぼしを付ける)
・・・どちらのアイディアにするか悩んだ時
・・・荷重に対しての変形を知りたい時
・・・弱い部分を知りたい時
・・・必要強度があるか確認したい時
・・・複雑・巨大なものを解析する前
⇒⇒現場でのトラブル原因究明
・・・工程能力が低い時
・・・製品が壊れた時の原因究明
・・・機械が壊れた時の原因究明
⇒⇒試験・検査をする前
・・・試験計画を立てる時
・・・試験回数を減らしたい時
・・・など
◎何故興山テクノ㈱は「クイック解析」を推奨するのか?
・・・アイディアの良否、取捨選択を決めることができる。
⇒製品が出来てからでは遅すぎます。試験・検査は確認の意識で望めます。
・・・設計開始から終了まで不安要素が最小化する。
⇒設計があやふやにすすめられると、途中、後戻りが発生して、効率が悪くなる。
・・・解析の中で最も費用対効果が大きい。
⇒設計は、積み上げていくものです。土台・基礎が大切です。
より良い選択をする為にクイック解析は有効です。
◎何故、いままでなかったのか?
・・・解析は、条件設定が命です。曖昧なデータや・意思疎通ができなければ
  全く意図しない結果が出ます。急いで解析するという発想はなかったかもしれません。
  急いだことにより2度手間のリスクが発生し、コストに跳ね返るからです。
◎興山テクノ㈱は何故それができるのか?
・・・繰り返しになりますが、ものづくりの経験があるからです。但し、お客様との意思疎通は
  大変重要です。事前の打合せ、電話・FAXに加え、E-mailなどを駆使して、
  万全を尽くしたいと思っております。
事前に未来に起こる結果を知ることは貴社にとって極めて重要であると考えます。そして、このクイック解析が如何なる検査確認やコスト低減実施よりも貴社にとって一番費用対効果が高いと考えます。

是非、「クイック解析」を実施して、より良い製品を安心して作ってください。

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